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「薬物は多くの人々を破壊しました。しかし、
悪い政府政策によって更に破壊されています。」
第7代国連事務総長
コフィ・アナン
「40年以上前に、世界は薬物戦争を宣言しました。今日、薬物は少なくとも世界規模で以前よりも安く、より強力でそしてより広く利用可能です。我々は敗北を認めて、そして代替案を探し始めるべきです。」
「薬物政策は全くの失敗でした。
私達は大麻の法律を再考し、非犯罪化する必要があります。」
第44代アメリカ合衆国大統領
バラク・オバマ
「長過ぎる間、刑事司法の色眼鏡を通して薬物中毒を見てきた。行うべき最も重要なことは需要を減らすことです。そしてその唯一の解決方法は治療を提供することです - 薬物は公衆衛生問題であり刑事問題ではないと見なすことです。」
飛躍的な2018年の世界の薬物政策を振り返る
英国医療大麻合法化
ウクライナオピオイド代替療法拡大
オランダ嗜好大麻栽培計画
ルクセンブルク大麻合法化
ギリシャ医療大麻栽培認可
マルタ医療大麻合法化
スリランカ医療大麻農園開設
イラン死刑99%廃止
レバノン医療大麻合法化計画
グルジア大麻非犯罪化
タイ医療大麻合法化
南アフリカ大麻非犯罪化
ジンバブエ医療大麻栽培認可
カナダ大麻合法化
ユタ州医療大麻合法化
ミズーリ州医療大麻合法化
ミシガン州嗜好大麻合法化
アンティグアバーブータ宗教医療大麻合法化
北極圏ヌナブト大麻合法化
メキシコ大麻合法化計画
バルバトス医療大麻合法化嗜好大麻投票計画
ニュージーランド大麻合法化投票発表
米国連邦産業大麻合法化
ニューヨーク大麻合法化計画
北マリアナ諸島大麻合法化
グアム医療大麻栽培合法化
ニュージーランド医療大麻法拡大
ニュージーランド薬物非犯罪化
デラウェア州大麻犯歴削除
マレーシア医療大麻合法化計画
フィリピン医療大麻合法化計画
ポルトガル医療大麻合法化
イスラエル嗜好大麻非犯罪化
バヌアツ医療大麻合法化計画
インド医療大麻研究承認
エジプトカイロ薬物非犯罪化法案提出
アイルランド薬物非犯罪化計画
ノルウェー無料ヘロイン提供
インドシッキム州薬物非犯罪化計画
セントビンセントグレナディーン医療用科学用大麻非犯罪化発表
フランス医療大麻合法化実験計画
韓国医療大麻合法化
イタリア医療大麻法拡大
スイス大麻科学的試験開始
マン島大麻非犯罪化
トリニダードトバゴ医療大麻非犯罪化計画
カリブ海諸国CARICOM大麻合法化検討合意
日本公開決定!
WEED THE PEOPLE
‐大麻が救う命の物語‐
医療大麻の知見普及活動を行う一般社団法人GREEN ZONE JAPANさんの尽力により、日本でも上映される運びとなったドキュメンタリー『WEED THE PEOPLE -大麻が救う命の物語- 』の日本語字幕が完成したとわざわざ僕にまで連絡を頂いたので、僭越ながら一般公開に先だって作品を視聴させていただきました。ありがとうございます。
まず、これまでに大麻を題材とするドキュメンタリーをいくつか観ていた影響かもしれませんが、このドキュメンタリーを観た第一印象を語る前に抱いていた先入観として、ストーリー的には癌患者が医療大麻の治療により癌を克服し、医療大麻凄いねとストレートな演出構成になっているのだろうと、どことなく侮っていた自分を反省しました。
そんな単純なストーリーである訳がなかったですね(笑)
だって、この作品は、大麻が主役ではない。
5人の小児癌患者とその家族の人生を追ったドキュメンタリーだったからだ。家族とそれに関わるたくさんの人達と社会の関わりが織り成す治療生活の過程で経験していく人間感情の変化が、家族と社会と医療大麻にどういう価値を与え続けたかを記録した作品だったからだ。
と、言いつつも、演出構成は包括的である。
医療大麻の治療作用を見せるだけにとどまらず、大麻の科学研究の現場で何が起り、どういう思惑が交錯し、現在の医療大麻の価値がどう築かれていこうとしてるのか理解し易いように随所に話題が挿入され、それなりに大麻の知見を知る僕でも知らない事実を垣間見ることも出来、新鮮な気持ちをキープしたまま最後まで観終わることが出来ました。
また、それ以上に、
僕個人の人生においても家族の癌闘病生活を経験してきているので、過去に経験した感情が呼び戻され、現在の知識と折り重なり、複雑な思いを抱いたことも事実です。父が亡くなってもう10年以上経ちます。あの時の僕も映像の中の家族のように必死に生きる方法を模索し続けていました。そして情報を集め、A4テキスト200ページのスクラップブックを作成した悔いが残る経験があります。映像の中でも5つの家族が各々に考え感じ取り築き上げていく家族の幸せの形を映像越しに見つめた時間は自分を見つめ直す機会となったことを記しておきたいと思いました。
大麻のドキュメンタリーとしての大麻の知見や医療大麻業界の情報に関しては僕がこのドキュメンタリーにコメントするまでもないです。なぜならこの作品は知見がある人が観ても、知識に乏しい人が観ても、ある一定以上の理解を促す内容の濃度に仕上がってると感じたからです。それと同時に綺麗事だけではない人間臭い部分も感じさせ、ただの感動作品には収まらないドキュメンタリーならではの考察と発見を提供してくれていると思います。
この作品をたくさんの日本人に観て頂きたいと思っています。
最後に、この作品に関わるGREEN ZONE JAPANの皆様を始め、各都市で上映サポートを約束している皆様に最大の尊敬と感謝を。
con
2019年 1月1日より全国自主上映会開催
関わったコンテンツ
エビデンスに基づく情報の収集、提供、アドバイス
動画紹介
大麻やその他の薬物関連動画の紹介
山本博士による、大麻がオランダや日本で違法にされた歴史解説
「そこまで言って委員会」で放送された大麻が違法になった歴史
米国や日本の大麻が違法にされた歴史
立法目的の記載がない大麻取締法が出来た理由
違法薬物はどのように私たちの脳を助けるのか
英国医薬品安全性委員会および、英国精神薬理学会元会長、欧州神経精神薬理学会会長も務めるヨーロッパで最も高名な教授の一人であるデビット・ナット氏が講演したTEDx Talksの動画
現行の薬物政策(麻薬戦争)に終止符を打つべき理由
米国の大麻合法化に多大なる影響を持つ「薬物政策同盟」(Drug Policy Alliance)の設立者で事務局長のイーサン・ネーデルマン氏が講演したTEDx Talksの動画
あなたが中毒について知っていると思うことはすべて間違っています。
薬物中毒もスマホ依存も原因は同じ
多くの人が間違えている、中毒者への正しい接し方とはジャーナリスト、ヨハン・ハリ氏が講演したTEDx Talksの動画「各国はそれぞれの薬物政策を決定しなければなりませんが、私としては、独断や偏見ではなく、結果に基づく人間中心のアプローチの必要性について、コンセンサスはできているものと考えています。」
第9代国連事務総長
アントニオ・グテーレス
専門家の声
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英国王立内科医協会は違法な薬物使用は犯罪であってはならないと言う
The bmj BMJ 2018 ; 361 doi:https://doi.org/10.1136/bmj.k1832
英国王立内科医協会は、ヘロイン、コカイン、大麻などの薬を医学以外の理由で服用している人に対する刑事制裁の終結を求める声明を発表した。大学は現在、公衆衛生学部および王立公衆衛生協会(RSPH)の立場を支持しています。
世界で最もよく知られ、最も評価の高い世界五大医学雑誌の一つであるThe Lancetが重大な社説を発表 "薬物使用をより安全にするために会話を変える"
ランセット The Lancet
「現在の法律を考えると、政府は科学的証拠を受け入れ、薬物使用と害に関する正直な会話を促進し、既存のイデオロギー的または政治的立場を支持する証拠を選択的に聞かないようにする必要がある」
ヘロインが大問題だったポルトガル。わずか20年で薬物死亡者数が最も少ない国の1つとなった。
Bloomberg Japan https://goo.gl/tpkqdj
ポルトガルでは、薬物を全面的に解禁することで、薬物禁止の為に費やしていた予算と労力を依存症患者たちの生きがいを創ることに費やしました。薬物が合法化されたことで依存症患者たちは犯罪者のような目で見られることがなくなりました。そのため社会復帰しやすくなったのです。何よりも大きな成果は薬物を使用する人が激減したことです。この劇的な変革は厳しい取り締まりではなく「薬物の非犯罪化」によってもたらされた。
国連の国際麻薬統制委員会(INCB)は薬物非犯罪化、処罰の廃止を求める。「 薬物を乱用する人々が犯した個人使用のための少量の薬物の保有を含む、小規模な薬物関連の犯罪については、条約は、懲罰的対応を採択することを国に義務付けていません。」
UN International Narcotics Control Board
3つの国際麻薬取締り条約の遵守を監督し、事実上の薬物違法化の番人である国連の国際麻薬管理委員会(INCB)は、最近、薬物関連犯罪に関する方針について警告を発しました。 INCBは慎重に薬物の所持と使用の非犯罪化を承認。
con切原旦陽
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当サイトの管理人のおすすめ
GREEN ZONE JAPAN (日本語サイト)
一般社団法人グリーンゾーンジャパン
医療大麻研究の進展と、海外での臨床使用の実情を日本の方々によりよく知っていただくことを目的として設立された一般社団法人 GREEN ZONE JAPAN 。医療大麻を必要とする患者や希望する患者にいち早く届けられるよう、必要な研究が進み、制度が整備されることへの寄与を目的として、さまざまな活動を展開し、医療大麻に関する正しい知見を広く普及させることを目指しています。
薬物政策国際委員会
(Global Commission on Drug Policy:GCDP)
2011年に、世界の元首脳や知識人からなる薬物政策国際委員会が、「40年にわたる国際的な薬物政策(薬物戦争)は、世界中の人々と社会に対して破壊的な影響を与え失敗した」と敗北宣言を出した。そして、薬物を使った人を刑務所に収容するのではなく、治療や福祉的なサービスにつなげることが必要だと宣言した。その3年後、2014年には、WHOも同じように非犯罪化して治療すべきだという立場に転身している。
IDPC 国際薬物政策コンソーシアム
薬物政策に関する客観的で開かれた議論を促進するグローバルネットワーク
国内および国際レベルで彼らの薬物政策を見直す最良の方法に関する専門家の助言とコンサルタントサービスを政策立案者に提供します。IDPCネットワークには、政府の麻薬政策および戦略を作成または検討した経験を持つ多くの個人が含まれており、これらの個人は政策立案者との高レベルな議論に参加することができます。市民社会の利害関係者間の会話と協力を促進し、国内および地域のNGOが独自に利用できるより効果的で人道的な薬物政策に関する情報と資料を作成し、広めます。
麻なび (日本語サイト)
麻の情報に特化した総合ポータルサイト
『シンプルに、大麻は人類の生活を100%豊かにします。』
これは、麻なびが辿り着いた結論です。
我々はこの答えに100%の自信をもって、皆様に麻のある生活をお勧め致します。大麻は日本の文化です
麻の情報に特化した総合ポータルサイト 麻なび
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January 3, 2019con切原旦陽
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